【ブログ】ミニミニ楽器教室
先週のことになるが、保育園から遠足で本学にやってきた子どもたちに、ミニミニ楽器教室をひらいた。企画・実施は森ゼミ3年生。遠足自体は、保育の先生方を中心に毎年おこなっているもので、森ゼミはそれにお声かけ頂いて参画したというかたち。
【CA林のつぶやき】昨日は北千住にある #日ノ出町保育園 のかわいい園児たちが遠足で"大学探検"をしにきてくれました。これは、#こども保育・教育専攻 の保育系ゼミ合同(3年)の 地域連携活動のひとつ。授業見学をしたり、ゲームをしたり、一緒にお弁当を食べたりして楽しくふれあいました。#保育 pic.twitter.com/sa33s44eDE
— 東京未来大学 (@tokyomirai) 2018年5月31日
このTweetの、学生が子どもたちにチューバを見せている写真が、我々の実施の様子なのだが、こうして見ると、子どもたちが身を乗り出してくれているのが分かる。嬉しいなあ。
音色を聴かせようと、楽器庫に隠してあったチューバを持ってきたとき、子どもたちが「大きい!」「きんぴかだ」「(自分たちの姿がチューバに)うつってるー」と口ぐちに言いはじめた。それに答えてゼミ生がチューバを持って立ち上がり、子どもたちの方に向けた。チューバに向かって「おーい」と手をふる子どもたち。とても面白い光景だった。
人は音楽をするとき、音を聴いている・出している、だけではない。見たり、考えたり、言語化したり…ミクロな、種々雑多な行為の集積として、音楽実践がある。あたりまえのようだが大切な前提が顕著にあらわれたこのシーンを、学生がどのように捉えたか。どのように自分の保育・教育にいかそうと思うのか。これからのゼミのなかで話し合っていきたい。