【ブログ&コラム】つらいものはつらい。
前任校退職のときに頂いた花、少しずつしおれていっているけど、2週間経ってもまだきれいに咲いてくれているのがいる。外出できないときに家に花があるのは予想外に心に良い。ありがたい。
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今日は東京で過去最多、118人の感染が確認されたそうだ。
たぶん感染者はもっといるだろう。この様子では通常の大学生活が送れるようになるのはもう、秋?冬?いや冬はまた感染しやすくなる?いつ学生に会えるの?ゼミは?卒論は?…ああ暗澹。
今年度は新規立ち上げの授業ばかりで、その授業の準備をするには段ボールに詰められた文献書籍の類を取り出す必要がある。つまりなかなかの有要有急の事情があるため、出勤せざるを得ない。ほかにも雇用関係の書類手続き、ネットの接続…独りぼっちで研究室を整える日々がもうしばらく続くと思う。
で、出勤するとき、ずっとうっすら良心の呵責をおぼえている。本当はこんなことすべきではないのかもしれない、人命を最優先・感染予防を最優先するなら何とかネット資料と手持ちのデータで授業準備すべき?と。でも授業後に後悔するのは目に見えている。そんなこんなでやっぱりコロナに気持ちをやられている。
私はフリーランスではなく、経済的な打撃は受けていないのだから、これは甘ったれた愚痴かもしれないが。でもつらいものはつらい。このつらさを感じている通勤者は多いのではないだろうか。みんなでじわりじわりと心をやられていく。
なるべく元気でいるために、今日はつらいというのを外に出してみた次第。